ニック・ハム監督、英、102分。高校の四人の生徒が穴の中の密室に入り出られなくなる話。映画は主人公の少女(ソーラ・バーチ)が泣き叫んで学校に戻ってくるところから始まる。他の生徒は遭難したらしい。バーチに警察は事情を聞く。精神が安定していないようだが、次第に事情を語る。
過去に戻る。バーチには憧れる男子がいた。しかし自分を振り向いてくれない。仲良しの女子(キーラ・ナイトレイ)と共に男子二人(うち一人が憧れの男)を誘い、地下の秘密の隠れ家のような施設に入る。初めは面白がっていたが、数日後、蓋が開かなくなり外に出られなくなったと分かる。これで四人とも恐慌状態になる。ナイトレイは病気になり死ぬ。男の一人が、残り少ない飲料を飲もうとしたため、もう一人の男に叩きつけられ死ぬ。バーチは憧れの男と二人きりになり、自分が鍵で閉めた蓋を開け、外に出ようと言い出す。驚いた男が怒って螺旋階段を上ってくるが、階段がはずれ男は落ちて死ぬ。
バーチは外に出て映画の初めの部分になり助けを求めたわけである。聴取で別の男子生徒の企みだと告げ、その生徒は捕まる。証拠不十分で警察から釈放され、バーチになじりに来る。急流の橋でバーチはその生徒を突き落として溺死させ、その生徒の仕業と見せかける。
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