ソン・ヨンホ監督、韓国、102分。
いかにも韓国映画らしく女の誘拐殺害で映画は始まる。主人公の刑事は、最初は容疑者が確定できたので喜んでいた。しかし連続誘拐殺人事件の被害者に、自分の妹がなっていると初めは知らなかった。妹の夫である義理の弟からの連絡で、もしかしたらとなる。容疑者を捕まえ、何としても妹の居場所、もう死体の在り処なわけだが、を吐かせようとする。
しかし犯人はロボットの様に全く動じない。死体の場所が分かった3人の殺害容疑で起訴、判決が出る。その判決に刑事も、夫も全く納得いかない。話の後半はややこしくなり、服役中の犯人を殺すか、あるいは逃がすような一連の動きがある。これは犯人に自ら復讐したいという固い意志の持ち主の画策だった。犯人はアメリカ映画の超人的な登場人物よろしくどれだけ痛めつけられても、不死身のようである。最後に近づくと復讐を図る男が誰か、その企みが刑事に分かるようになる。果たして私刑は許されるのか。
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