ブルガリアの田舎にドイツ人の工事人たちがやってきて施設を造る。その中の無口な男が主人公である。工事人たちは地元の女などに声をかける。主人公は地元民に好かれ、また若い女と懇ろになる。地元民から白馬を借り、駆ける。その白馬は同僚のドイツ人が夜中に使い、崖から転落させ馬を死なす。主人公はいい目ばかりに会うわけでなく、地元民らから暴力を受けたりする。祭りの最中で映画は終わる。
本作は国立FA開催の2019年EUフィルムデーズで上映された。2回目の上映もかなりの席が埋まっていた。
正直どこかいいのか、よく分からない映画であった。ヨーロッパの映画は昔から難解とよく言われる。しかしEUフィルムデーズを見続けて来て、普通に面白い映画が多かった。本作などそういう意味でヨーロッパ的といえるか。なぜ観客が多く来たのかと思ったら、国立FAのパンフレットに映画誌のベストテンに選ばれたとある。たぶんこんな所を見て来たのだろう。
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