1970年代初め、監禁されていた少女が逃げる場面から始まる。
15年後、ある一軒家に若い女が来る。四人一家を皆殺しにする。かつての監禁の復讐である。女の友人が来る。二人で死体の処理などする。最初やってきた女は自殺する。残った女は地下室で、目隠しされて鎖に繋がれた女を発見する。その女の精神がおかしい。助けてやろうとするといきなりその女の頭が撃ち抜かれる。警察隊のような一味が家にやってきて、女を捕まえる。殺された女が監禁されていた地下室に今度は、自分が繋がれる。
映画の後半はその監禁された女が拷問、といっても殴られるだけと食事を与えられる場面が続く。最後には昇天する。死後を見てまだ死なない、その状態を「殉教者」とみなして数少ない出来事なので、何やら金持ち等が車で集まってくる。全体を仕切る女ボスは死んだ女から何か聞く。映画の最終場面は銃で女ボスが口中を撃ち抜く。
恐怖映画に分類され、中身は監禁映画、殺人映画というべきで残酷な場面が多い。超自然は扱っていない。ともかくよくわからないところが多い映画である。
そういう意味でフランス映画らしい。
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