北陸の保険会社支店に勤める主人公。電話で呼ばれていくと頭が足りないような男がおり、そこで、その家の息子の縊死死体を発見する。保険金の支払いは調査で遅れる。おかしな亭主とその妻、大竹しのぶが催促に日参する。最終的には支払われる。
主人公は自らの足で調べ、夫婦の子供時代からの過去を探る。夫が義理の息子を殺したのではないかと勘繰るのはおかしくない。ところが、わざわざ妻の大竹に匿名の手紙を書き危険を知らせる。保険会社の者としておかしすぎではないか。異常者と知った後、自分が襲われるのではないかと全く心配しない。最後の方でも新たな被害者を見つけた際の行動も納得がいかない。
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