2016年12月28日水曜日

ランボー First Blood 1982



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有名なスタローン主演の映画、シリーズ第1作、コッチェフ監督、総天然色。
何十年ぶりかの再見。もちろん大筋は覚えていた。
ベトナム帰還兵のランボーが戦友の家を尋ねる。戦友は戦争後遺症の癌で亡くなっていた。
田舎町を歩いていると保安官から不審な男と思われ、警察署に連行され質問される。警官の態度は極めて横柄であり、無言の対応をしていると警官は挑発してくる。ついに切れて警官たちをなぎ倒し、署から脱走する。

警察は追いかけるが捕まらず、絶壁に張り付いているランボーにヘリコプターから銃撃してくる。彼が石を投げヘリコプターから銃撃手が落下する。警察は躍起になって捜索する。州警察や州兵まで動員される。彼を殺したつもりでいた。しかし生き延びて町を破壊していく。ランボーの上官が来て説得する。ここで有名なランボーの激白がある。

この映画制作当時はまだベトナム戦争や帰還兵は反発されていた。そのため、主役も多くの俳優から断られたそうである。クリント・イーストウッド、アルパシーノ、ダスティン・ホフマン、ジョン・トラボルタ等々。
 
スタローンにとっては、ロッキーと並び彼の代表作になったばかりでなく、トップのアクション俳優としての位置を確立した。

二村ヒトシ『恋とセックスで幸せになる秘密』イートン・プレス 2011

商品の詳細



本書は若い女性向けの恋愛指南と人生論である。
もっと堅い本は読んだことがある。これは実際に女性に語りかけるような優しい文章で綴られている。
著者は1964年生まれのAV監督。職業からどういう人を想像できるだろうか。正直、できない。こういう職業の人が書いた本など読んだことないからである。当然というか若い女性に接する機会が多く、色々話も聞いているのであろう。

そのせいでもあるか内容は非常に感心した。優れた本である。ここに述べられている忠告について凡て正しいのか不明である。ただこれよりましなことを自分で言えるとも思えない。

ともかくこの読書は自分にとっても非常に新鮮な体験をさせてもらった気がする。

2016年12月27日火曜日

ラーゲルレーフ『幻の馬車』 Körkarlen 1912


 
『ニルスの不思議な旅』で有名なスウェーデンの女流作家セルマ・ラーゲルレーヴの小説。
大晦日、救世軍の若い女兵士は、病院で死を迎えようとしている。彼女はかつて世話をした男ホルムを呼んでくれるよう周囲に頼む。
そのホルムは飲んだくれで破滅的な人生を送ってきた。以前彼女の世話もないがしろにし、あまつさえ彼女に病気を移した。そのため健康を害し、今や危篤状態に至っているのである。彼女はホルムを愛していたのだ。

ホルムはその頃、仲間と飲んでいる。仲間から話を聞く。新年を迎えようとする夜中に死ぬと、死神が御者の馬車がやって来て死んだ者を御者に取り立てる。その後一年間は死神と共に御者にならなければならない。
ホルムは死ぬ。御者になって女兵士の元に行く。
彼は妻と子に対しても冷酷な家長でしかなかった。

また昔の話としてホルムの弟の挿話も語られる。彼も兄と同様お尋ね者であったが、刑務所を脱走した際、親切な家に匿ってもらった。得にその家の少年にいたく愛情を抱くようになる。この話を弟の臨終の際にホルムは聞いていた。

女兵士も死ぬ。改心した彼はなんとかして妻や子に会いたい。しかし彼はもう死んでいるのである。ここで奇跡が起こる。
石丸静雄訳、角川文庫、昭和34年