ここで述べられる日本文化の歴史とは文学や美術、建築、芸能といった、例えば家永三郎『日本文化史』(岩波新書)のような内容の歴史ではない。文化人類学の文化に近い概念とある。マルクス主義は今は流行らないが、マルクス的用語でいえば上部構造といえようか。
日本思想といえば、思想そのものを論じるように聞こえるが、ここでは歴史を動かしていった、その背後にある考えや宗教を論じている。歴史といえば、こんなことがあった、政権はこのように変わっていったという、事実だけを追っていてもそれで様になるかもしれないが、実際に歴史を動かしたのは、当時の人々であり、どんな思想、意図があったのか、それを知れば理解が深まろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿