森永健次郎監督、日活、82分、白黒映画。海女たちがいる漁村。そこに東京に行っていた筑波久子が帰ってくる。仲良しだった香月美奈子は大歓迎して迎える。筑波は東京で女優をしていたというが、故郷でまた海女に戻りたいようである。香月の恋人が二谷英明で、じきに結婚する予定だったが、二谷は筑波に惚れこみ、結婚を迫る。二谷は後に香月にそれを打ち明けると、香月は怒り狂い、筑波を非難する。
東京からおかしな連中が乗り込み、初めは海女を対象にした映画を撮りたいと言うが、低俗な映画のようである。またそのうち一人は東京時代の筑波を知っており、筑波の素性を漁村の者たちに暴く。連中は筑波を連れて帰るつもりでいたので、二谷と喧嘩をする。香月は筑波に、二谷を諦め、東京に戻ってくれと頼むが、拒否される。
筑波が岩礁に座って歌を歌っている時、香月は猟銃で撃つ。これで筑波は死んだと思ったが、悪い連中が筑波を舟に乗せ、攫っていこうとするのを見て、香月は舟を追いかける。悪党が銃で香月を撃ち、筑波は海に入って助けようとする。その時、二谷ほか警官も浜辺に来て、悪党どもと銃撃戦をやり、悪党は捕まる。香月は銃の傷で死ぬ。最後の場面は海を見下ろす場所に香月の墓が出来て、筑波、二谷らが見守るところ。
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