小杉勇監督、日活、78分、白黒映画。男たちが都会の建物から出てきて車に乗り、走り去る。原っぱのようなところで、右左に分かれた男たちが銃撃戦をする。警視庁のパトカーが現場に向かうが闘いが終わった後で、残された死体は某暴力団の組長だった。相手方は競争相手の別の組だろうと推測された。殺された組の一人が内田良平で、相手方の組を乗っ取ろうと策を弄する。
まず警察に組長を殺したのは、幹部の某だとたれこむ。その某は敵方の暴力団に自分の組の権利を売り渡して、自分を敵方に取り込もうとしていた。内田はその某より格下だったが、敵のボスに取り入り、秘書役になる。またそのボスは箱根で療養している。世話をしているのが香月美奈子で、元はバーのマダムをしていたが、今はボスの心が移り他の女がバーを仕切っている。内田は香月を口説き味方につける。内田はかつての組の幹部某を殺す。
元敵の幹部連中とバーのマダムは、内田を成り上がり者として下に見ている。内田は箱根のボスに、今のバーのマダムは幹部の一人と出来ていると知らせ、激怒するボスは亡くなる。建物等の権利を自分のものとするため、死んだボスのハンコを勝手に自分で押し、自分名義にする。バーのマダムと幹部には、氷に毒を入れたウィスキーを飲ませ殺し、心中に見せかける。金持ちの娘と婚約し、自分の物となったバーで披露の宴を開くつもりが、来たのは警察だった。香月が警察に知らせたのである。その場で銃の撃ち合いをした後、内田は車で逃げる。警察のパトカーが後を追う。最後に捕まえる。
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