2026年8月13日木曜日

遠藤周作『白い人』 昭和30年

フランス人の一人称形式の小説。戦前のリヨン、語り手は斜視で容姿が醜い。宗教に厳格な独生まれの母、いいかげんな仏人の父。近所の娘の身体の一部を見て興奮する。父に連れられ、中東での旅行の際の若い娘を見た経験。大学に入る。神学生がいて、この男も醜い。この神学生から叱咤される出来事があった。神学生には恋人のような女がいる。

後、戦争になり仏はドイツに占領される。語り手は独語が出来るので独軍の協力者となる。あの神学生が、抗独の闘士だったので捕まえられ、拷問を受ける。語り手もその拷問に加わる。協力者の名を吐かないので、あの恋人だった娘を捕まえ、利用して吐かせようとした。しかし元神学生は拷問死する。

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