2024年10月7日月曜日

ジョーカー Joker 2019

トッド・フィリップス監督、米、122分。主人公の男は社会に対し不適応な人間である。精神を病んでいるのだろう。

喜劇人になりたく、今は道化師サービスを提供する会社に勤めている。店の広告のため道化師の恰好で看板を持って店の前にいる時、不良たちに看板を奪われ後を追いかけるが、不良たちに暴力を振るわれる。また同僚がくれた拳銃を、小児科病棟に行って道化師の仕事をしている最中、床に落としてしまう。これで会社は馘になった。

主人公の母親は歳で体が良くないが、富豪ウェインに何度も手紙を出し援助を求めている。主人公が手紙を読むとそこには主人公がウェインの息子で母親がウェイン邸に仕えていた時に出来た子供と分かる。主人公はウェイン邸に赴くが相手にされない。後に母親に騙されたと、母親を殺す。

主人公は地下鉄に乗っている時、からんできた男三人にひどい目に会わされる。持っていた拳銃でそれら三人の男を撃ち殺す。犯人は道化師風の男だったと噂が広まる。街はゴミの累積による不衛生に加え、人々の金持ちに対する不満が募り、道化師の仮面をかぶって狼藉を働く者が溢れた。ロバート・デ・ニーロ演じるTVショーの司会者に縁あって主人公は出てくれと呼ばれる。その際に自分が地下鉄の殺人犯だとTVで名乗り、難詰するデニーロの頭を銃で撃ち抜く。混乱に陥る。主人公がパトカーで護送される途中の街は暴動状態である。パトカーに大型車がぶつかり、主人公は救助される。英雄として祭り上げられる。劇場から出てきたウェイン親子は賊に襲われ両親が殺される。

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