マット・リーヴス監督、米、176分、全く新しいバットマンシリーズになっている。
バットマン即ちブルース・ウェインが両親を殺されて悪人に復讐を始めてからそれほど経っていない時期である。市長が殺害される。続いて警察の本部長、更に検事まで殺される。犯人はリドラーで現場にバットマン宛ての謎を残していく。後に判明する真相は、いずれも殺された者たちは裏で金をとる悪事を働いていた。その金の出所はブルース・ウェインの父親だった。市長に立候補するつもりの父親は、自分の妻の醜聞を嗅ぎ付けた新聞記者を何とかしてくれるようマフィアのボスに依頼していた。その結果は記者の殺害だった。父親も母親もその後殺された。そのため孤児院に出すつもりの巨額の金がマフィアのボスに思いのままになり、悪事に使われていた。
全体的に社会の悪を暴くといった暗い映画でヒーローが悪人ばらをかっこよく懲らしめる映画とは程遠い。
0 件のコメント:
コメントを投稿