オーソン・ウェルズ監督、米、88分、白黒映画。
19世紀後半、田舎のアンバーソン家は町一番の富豪だった。ジョゼフ・コットンが演じる男の若い時、好きな女に求婚するが、楽器を壊したので拒絶される。相手の女はアンバーソン家に嫁ぐ。一人息子が生まれる。わがまま放題に育てられたため自己中心的な男になる。パーティで成長した一人息子は母や叔母が知っている男(コットン)に不快感を持つ。魅力的な若い女に会う。後に自分が悪くいっていたコットンの娘と知る。コットンは振られてから町を離れ結婚して生まれたのが娘である。妻は亡くなっていた。久しぶりに故郷に帰り自分の思いの人だったアンバーソン夫人に会ったのである。
アンバーソン家の主人が亡くなる。コットンと夫人は元より相思の間柄だったので、二人とも結婚を考えている。しかし内心コットンを好きだった叔母が一人息子に二人の仲を告げると怒り、コットンを家に寄せ付けようとしない。夫人と一人息子は旅に出る。旅先で夫人が病気になる。帰宅し寝込む。コットンが見舞いに来るが一人息子は会わせない。夫人は会いたがっていたが、会えず終いで死ぬ。一人息子はコットンの娘が好きだったが、これも縁が切れる。
コットンは自動車会社を興しており、時代に乗って発展していく。アンバーソン家は没落していく。一人息子と叔母はもう金がないと言い合う。自動車産業も発展すれば問題が起きてくる。一人息子は自動車事故に会った。
映画は初めと最後にオーソン・ウェルズによる説明、出演者、スタッフの紹介がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿