2022年11月18日金曜日

グリーン・ホーネット The Green Hornet 2011

ミシェル・ゴンドリー監督、米、119分。

かつてアメリカのテレビ番組として放送した冒険活劇の映画化。主人公の少年時から始まる。父親は銀行家であまり子供に構ってやれないが、息子は問題児のようである。
20年後、子供は大人になる。家が金持ちなので遊び惚けている。その父親が急死する。放蕩息子が銀行を仕切る必要が出てきた。主人公はコーヒーにうるさい。ある時家で飲んだコーヒーがまずく、うまいコーヒーを炒れてくれる男がいた。その男がアジア系のケイトーだった。この男、元々の設定は日本人の加藤だったらしい。Katoとローマ字で書くとアメリカ人はケイトーとしか読まない。この映画でもケイトーという発音で全部とおっている。この加藤役をテレビで放送した際、有名になる前のブルース・リーがやったらしい。映画『ワンス・アポンナタイム・イン・ハリウッド』でブラッド・ピットがブルース・リー役の俳優をコテンパンに熨していた。この時もケイトーと呼んでいた。
ケイトーの才能を感心した主人公はその男に色々命じる。異様な才人であるケイトーは万能自動車を初め、多くの機器を作る。二人で変装して悪党をやっつけた。これから悪党を引き続き退治しようとなる。それがグリーンホーネットである。
主人公が社長を勤める銀行に若い女(キャメロン・ディアス)がやって来てその才能を認めた主人公は重役に任命する。ディアスに気がある主人公、またケイトーの才能に嫉妬する主人公は、ケイトーと仲違いする。このグリーンホーネットという二人による喜劇的活劇映画である。

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