宮崎駿監督の有名な漫画映画。
空に浮かぶ、王城というか要塞であるラピュタ、それを捜す少年少女、また軍隊や海賊も追う。実際にたどり着いて見たものは・・・・という話。
何十年ぶりの再見か。最初いつどこで観たのか覚えていない。封切時ではなかったものの、それに近い時期に観たと思われる。当時は結構いい映画だと思った。
さて今回フィルムセンターで上映されたので観に行った。映画終了時には拍手が起こった。宮崎駿ファンは多くいるのであろう。
今回の感想を書くと、正直かつてほど感動できなかった。なぜか。自分なりに考えるとこの映画のメッセージ性と思う。反戦とか人間は地上に足をつけての生活が必要だとか、そういうお説教を漫画映画から教えてもらう必要なない、と感じてしまった。メッセージ性、昔の言葉で言えばイデオロギー、は宮崎漫画の特徴そのものではないかと言われそうである。
現在の自分には、メッセージ性はかえって映画の鑑賞の妨げになるかもしれない、と思った。
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