2026年3月21日土曜日

ストリンドベリ『父』 Fadren 1887

3幕の戯曲。家庭内が舞台で夫婦間の不和が描かれる。大尉と呼ばれる夫は、妻との間に一人娘がいる。夫婦間は険悪な仲である。言い争いの中で娘の父親が自分かどうか分からないと言い、それが題名になっている。

他の登場人物、乳母や妻の兄である牧師からも正気でないと思われている。最後は拘束衣を着せられ、発作を起こし倒れる。確かに夫である大尉は被害妄想に見えるが、作者ストリンドベリ自身の気持ちの現れなのであろう。

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