ニール・ブロムカンプ監督、米、109分、マット・デイモン主演。22世紀の荒廃した地球とそれを支配する宇宙ステーション状の理想都市エリジウムが舞台。デイモンは少年の日、少女と将来会う約束をした。
大人になったデイモンは地球の工場で働いている。ある日事故で放射能を浴び、余命5日と宣言される。エリジウムに行けばどのような病気でも治せる器械がある。そこへは地球市民は行けない。不法者の商人に頼み、エリジウムへ行く手立てを聞く。エリジウム市民から脳の情報を得ればいい。それに該当する工場の社長を襲い、その脳情報をデイモンは得る。
エリジウムの防衛担当長官のジョディ・フォスターは地球にいる手先に、デイモンを捕まえるよう命令する。社長の脳情報を使えばエリジウム全体の支配者になれるからだ。デイモンは追われる。しかもかつて少女だった女は成人し、今は不治の病に犯される幼い娘がいる。デイモンも女も捕まり、エリジウムに連れて来られる。そこでデイモンから脳情報を取り出そうとしたところ、地球から不法に商人の一味がやって来て、デイモンを救い出す。
デイモンの脳情報を取り出せば地球市民もエリジウム市民と同じ扱いになり、少を救える。デイモンは自分が死ぬと分かっていて、情報を取り出させ、少女を助ける。それだけでなく地球にいる市民全体がその治療にあずかれるようになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿