庵野秀明監督、東宝、119分。ゴジラ映画だが、かつてのような特撮映画というより、ゴジラの出現に政府がどう対応したかが中心に描かれる映画である。
東京湾に巨大な水蒸気が発生、海底トンネルは浸水する。これがゴジラの幼虫であると分かる。巨大なので上陸できないだろうという専門家の予想を裏切り、東京に上陸する。街中で破壊を続けた後、巨大なゴジラに変身する。
このゴジラ対処のため、各官庁から若手を中心とした専門家が集り、協議するという体制が映画の大きな特徴である。自衛隊の攻撃は全く歯が立たず全滅である。ゴジラが来襲するので総理以下政府首脳はヘリコプターで脱出を図るが、そのヘリコプターがゴジラの熱線で爆破撃墜される。臨時の総理以下で対応するしかなくなる。米軍の協力により、米軍機がゴジラに立ち向かうが、これまた全く効果なく全滅させられる。最後はゴジラを冷凍させる作戦で、ゴジラの口から冷凍液を流し込み、固まらせ成功する。
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