山本嘉次郎監督、東宝、109分、藤田進主演。
陸軍の協力のもとに作られた、実在の加藤健夫少佐(後に昇級)をモデルにして、真珠湾攻撃以前から加藤が戦死した昭和17年5月までを映画化した。南洋が舞台である。豪放磊落で部下に慕われる加藤の生き様を描いている。古い映画なので音声が聞き取りにくいのが欠点。軍が協力したので実際の飛行機を使った撮影、また円谷英二による敵地爆撃の特撮も見物である。
加藤は昭和17年5月というミッドウェイの敗北直前に亡くなっているので、日本軍が華々しい活躍をしていた時期を撮影すればよかったわけになった。
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