2022年5月15日日曜日

獣人 Le bete humaine 1938

ジャン・ルノワール監督、仏、99分、ジャン・ギャバン主演。

エミール・ゾラの原作を元にした映画。主人公ギャバンは機関士である。
助役の妻は養父に呼ばれる。夫の助役は養父が妻にけしからぬ振舞いをしたとして殺人を目論む。列車走行中に個室で夫婦は養父を殺す。その時、ギャバンは廊下にいた。二人が通っていくのを見る。
裁判になる。ギャバンは助役夫婦を列車で見たかと尋ねられ、否定する。助役の妻はギャバンに近づく。ギャバンは妻に魅力を感じたから知らないと答えたと告げる。二人は相思の間柄となる。邪魔になった助役を妻は殺してくれと頼む。
ギャバンには遺伝で発作的に異常行動に走る病気があった。これが妻と二人でいる時に出て、妻をナイフで殺してしまう。翌日、機関車を走らせている際に、同僚を襲い殴って、自分は列車から飛び降り自殺する。

0 件のコメント:

コメントを投稿