牛原陽一監督、日活、82分、総天然色映画。高橋英樹主演。
横浜の酒場に現れた高橋英樹はトランペットを吹かせろと言い出す。半信半疑で吹かせると非常にうまい。ここでずっと働けと言われるが、断って去る。元々高橋は医者で、知り合いに頼み、船医になる。殿山泰司が船長で和泉雅子がその娘として働いている。その船に女医が訪ねてくる。高橋は以前、病院の医師をしていたが薬が紛失した責任をとって辞めた。院長の娘である女医は高橋を捜していたのである。女医は船で働かせてくれと頼む。病院の不祥事は経営に関与している男の仕業で、悪事がばれるのを恐れ、船までチンピラどもを差し向ける。高橋は悪党と対決し、うち一人は高橋を気に入るようになる。
病院にいる悪党は女医と結婚して病院を乗っ取ろうとしていた。最後は悪党たちと銃撃戦になり、高橋側に寝返った男は悪人どもを片付け自分も殺される。
女医は病院に帰り、高梁は今のところ船に残って仕事を続けるつもりである。
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