2022年5月4日水曜日

サイレンサー第4弾/破壊部隊 The Wrecking Crew 1968

フィル・カールソン監督、米、105分。

007を意識したスパイ映画。主人公が美女と戯れながら、任務を遂行していく。任務より戯れの方が主かと見える。デンマークを通過中の列車から金の延べ棒が大量に盗まれた。その奪還を主人公(ディーン・マーティン)は命じられる。デンマークに飛び、そこで観光案内の女子が迎えにくる。マーティンはいやがるが、後にこの案内嬢は諜報員と分かり、マーティンともども敵方をやっつける。

60年代の映画だから後年の映画と比べても、また007シリーズに比べてもかなり映画の出来は落ちる。昔の映画だと割り引いて観る必要がある。なおこの映画を今観る気になるのは、相手役の案内嬢実は諜報員をシャロン・テートが演じているためだろう。多分女優よりその悲劇的な最期で有名なテートが出ている映画はあまりなく、そういう意味で価値がある。

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