原田眞人監督、東宝、123分、国民的なアイドル、木村拓哉と二宮和也が主演を勤めている。
木村が上司の検事で、二宮は部下の検事である。まず殺人事件の容疑者がいる。訊問をしても無罪と言い張る。しかしこの容疑者に過去、既に時効になっている事件の真犯人ではないかとの疑惑が出てくる。その過去の事件の被害者は木村の知り合いで親しくしていた少女だった。迷宮入りになったこの事件の犯人が今の別件の容疑者なら、木村は何としても許せない。そこで容疑者を陥れるため画策する。これが検察側の罪人である。
また二宮が容疑者に声を張り上げるところを評価する人が多いようだ。検事役の大沢たかおが女医の草刈民代を怒鳴りつける『終の信託』でも、そのところで大沢を評価していた人がいた。日本人は容疑者を怒鳴りつける検事が大好きなのか。ジャニーズファン向きの映画に思える。
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