2019年3月7日木曜日

ファーゴ Fargo 1996

コーエン兄弟、アメリカ、98分、実話を基にしたと称する(実はそうでないらしい)犯罪映画。
題名のファーゴは北ダコタ州の町の名で、舞台はこの町周辺やミネアポリスである。

自動車販売部長は借金返済のため、妻の狂言誘拐を思いつく。裕福な義父からおかねを引き出せばよい。チンピラ二人に依頼する。妻の誘拐の後、チンピラらは警官及び通りがかりの車の者たちまで殺してしまう。部長は身代金をチンピラ二人に約束していた額より、はるかに巨大な数字を義父に告げる。自分で届けようとしたら義父が自分で持っていくと言い出す。チンピラと会った義父は交戦で殺される。鞄の中身が巨額でチンピラは驚く。もう一人のチンピラに約束のかねだけ渡して去ろうとする。その男が怒り出し、仲間を殺してしまう。

事件を担当していた女性警察署長がたまたまそこに通りかかり、チンピラを逮捕する。誘拐された妻は暴力で殺されていた。狂言誘拐を企んだ部長は逃亡していたが、見つかり逮捕される。
主演の妊娠中の女性警察署長(フランシス・マクドーマンド)は印象に残り、アカデミー賞を受賞した。

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