2018年12月7日金曜日

アンドレーの北極気球探検行 Ingenjör Andrées luftfärd 1982

スウェーデン映画、ヤーン・トロエル監督、151分、マックス・フォン・シドー主演。
19世紀末に北極探検をしたサーロモン・アウグスト・アンドレーを描いた映画。
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19世紀末の西洋は探検の時代だった。アフリカや南極等、未開の地へ西洋諸国は探検に出かけた。スウェーデンでは北極点への到達を気球で遂行しようとする。その男が本編の主人公である。

映画は古い写真から始まる。拡大していくと死骸のようなものらしい。
気球による北極点到達の可能性を研究していた学者は、気球の耐久性からほぼ無理と断言する。それにもかかわらず、主人公アンドレーは断固として行くと言う。喝采を浴びる。

気球の製造し、船で島へ行き、そこから気球を打ち上げられる気候を待つ。それまでが長い。アンドレーの同行者は二人いた。一人は青年で婚約者を残してきた。アンドレーは独身であったが、彼を慕う女性がいた。
ようやく気球は上昇、出発。しかしわずか3日で落下してしまう。その後は氷上移動である。厳しい気候。ここの氷の上の移動の場面も長い。まず青年が病気で死ぬ。またもう一人も熊に襲われ死ぬ。氷原を眺め、立ち尽くすアンドレーで映画は終わり。

行方不明になった探検家たちの消息は、30年後に判明した。1930年に彼らの死体を発見したという。

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