1910年代、一人の若者が色々な仕事につき、成長していく様を描く。
親が病気になったため、主人公の少年は働きに出る。森林の中の川で木材を流し運ぶ仕事である。年配の先輩が事故で亡くなる。
親の死後、今度は製材所で働く。仲間の若者の上に木材が落ちてきて圧死する。その仕事をやめた後は活動写真の小屋でお菓子売りになる。若い女と知りあいになる。他の男とも付き合っているので嫌いになる。
その後は活動写真の巡業に中年男と出る。旅先で出会った一家の娘と関係を持ち、泣かれる。中年男の知りあいである、射的場の女と知りあう。活動の後は、鉄道の仕事につく。仲間と共に共産主義にかぶれ、演説を労働者にぶつ。またあの射的場の女と一緒になる。一人の若者の、教養小説にならって言えば教養映画(こんな言葉はなかろうが)である。当時のスウェーデンの労働者の生きざまの例である。
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