エストニア映画、カドリ・コーサール監督。
田舎町、息子が銃で撃たれ意識不明の状態。母は世話を余儀なくされている。息子の婚約者や犯人を捜す警察官、更に息子は教師であったため、上司の教師など入れ替わりに見舞い等で訪ねてくる。映画はほとんどこの家の中が舞台となる。
謎は、犯人は誰かというだけでなく、息子は直前に大金を引き出していた。この大金はどこへ消えたか。
友人の不動産屋が怪しく思われた。ただし上司の教師とこの中年の母親は情交関係にあって、意外な方向へ話が進んでいく。
題名だけで勝手に想像すると、家族に献身的に尽くす母親を描いた映画と勘違いされる可能性がある。実は真逆の内容であってそれを深刻にならず軽快に表しているのは評価できる。
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