2024年4月12日金曜日

太陽を盗んだ男 昭和54年

長谷川和彦監督、東宝、147分、沢田研二、菅原文太出演。沢田演じる中学の理科教師が原爆を作り、爆破させると脅すので刑事の菅原が阻止しようとする映画。

映画の初めの方、伊藤雄之助演じる老人が武器を持って、沢田らの乗るバスをバスジャックし、皇居前広場で天皇に会わせろと要求する。菅原演じる刑事が来て取り押さえる。見ていた沢田は感心する。それ以降、沢田は原爆製造に打ち込む。東海村から原料を盗み出し、他の材料を集め原爆を作る。これを使ってどうするか。まず本物の原爆を持っているのを証明するため、一つを置きそれを調べさせる。沢田は野球中継が途中で終わってしまうので、最後まで放送しろと要求する。叶い、試合終了まで放送となった。他に要求がないかと考え、たまたまラジオのDJをしている池上季実子に目をつけ、何かして欲しいことがあるか聞く。ローリングストーンズの日本公演と言われ、それを警察に要求する。また借金返済のための数億円を要求する。菅原はそれまで沢田からの電話の逆探知に失敗してきた。今度は電電公社の協力を得て沢田の居場所が渋谷の百貨店屋上だと知る。警官や菅原が追いかける。車で逃げるところは警察の追っかけがある。

ローリングストーンズの武道館公演の日、原爆を持った沢田を菅原は科学技術館の屋上まで追い詰める。いくら沢田が銃を撃っても菅原は死なない。最後は二人とも屋上から落ち、菅原は死に、沢田は助かって原爆を持って逃げる。沢田は街中を歩いている。原爆爆破の音だけ鳴って終わり。

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