2023年6月3日土曜日

影なき声 昭和33年

鈴木清順監督、日活、94分、白黒映画、南田洋子、二谷英明主演、松本清張原作。

南田は新聞社の交換手をしていた。ある時間違えてかけた先が殺人の現場で、南田は犯人の声を聞く。その後の捜査で迷宮入りとなった。南田は今は専業主婦で冴えない旦那がいる。二谷は新聞社の記者で久しぶりに南田を見かけた。南田の旦那は宍戸錠に世話になっているとして、自宅を麻雀の場として提供する。それが長期にわたって続くので妻の南田は嫌になる。しかも自宅に来た宍戸の声を聞いてそれがあの殺人事件の犯人の声と思い出す。怖くなった南田は偶然再会した二谷に話す。しかし証拠がない。

その宍戸が殺される。動機があり、他の容疑者はアリバイがある。南田の夫が容疑者として逮捕される。そのアリバイ崩し、真犯人の追及が後半の筋である。

0 件のコメント:

コメントを投稿