テリー・ジョーンズ監督、英、94分。
聖書の福音書、すなわちキリストの言動のパロディとなっている映画である。しかしキリスト自身を題材、主人公にしているわけでない。キリストと同じようなブライアンという男が主人公である。民衆にむやみに評価される。何を言っても感激される。最後に磔の宣告されるところなども同じである。
ユダヤ人のローマ人への抵抗が大きな要素としてある。これを反政府勢力の権力側への反抗とも読み取れる。罪人への石投げの刑で、うっかりしたローマ兵へみんなが石を投げる。ローマ兵は帰れという文句をユダヤ人が書いていたら、ローマ兵がそのラテン語の間違いを指摘し、正しい書き方を教えるなど。
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