ジャン=クロード・ラブルク監督、カナダ国立映画制作庁、118分。
1976年第21回夏季オリンピック
モントリオール(カナダ)大会の記録映画。
以前の記録映画と比べ差別化して製作されている。例えば結構時間をかけて記録される場合の多い、開会式及び閉会式はあっさりしたものである。開会式の選手入場はカナダだけ。
ある種目の特定のチームないし選手に焦点を当てて追っていく構成になっている。近代五種競技は優勝候補の一であったハンガリーのチームを追っている。最初の馬術の障碍で落馬があり、これで金はなくなりそうだと説明が入る。しかしその後のフェンシングや水泳などで成果を上げていく。しかし結局銅メダルに終わった。
女子体操ではナディア・コマネチが圧倒的な強さを見せている中、ソ連の選手であるネリー・キムを取り上げ、追っていく。また十種競技ではアメリカのブルース・ジェンナーの活躍ぶりが記録されている。マラソンはそれほど尺を取っていない。
日本の選手に関して説明等が入ることはなく、マラソンの多くの選手の中、日本人選手が映る場面があったくらいか。閉会式も五輪旗を降ろす場面だけ。
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