バド・グリーンスパン監督、キャッピー・プロダクションズ、119分。
1998年第18回冬季オリンピック
長野(日本)大会の記録映画。
日本の大会だが、監督は外国人で説明は英語である。そのため日本人選手へのインタビューも英語に吹き替えられ、字幕で読む。かすかに背後で実際の日本語が聞こえる。
監督は「栄光の16日」(1984年ロサンゼルス大会)の監督である。やはり今回でも選手のドラマを描く。インタビューを交え、また過去の大会等での選手の映像がかなり入る。
怪我や祖国との板挟みで苦労していたフィギア中国人女子選手の苦悩。
女子スピードスケートでは若い米選手とベテランの独選手が取り上げられる。今回が最初で最後のオリンピックになる米選手、美術への道を選ぶ。独のベテランは過去の失敗が映し出される。
カナダとイタリアのボブスレーでは夫々の選手のインタビューを挟み、両者同時刻で共に金メダルとなり喜び抱き合う。
過去の怪我など不遇から立ち直り、栄光を今回掴んだという話が多い。
最後のスキージャンプでは日本のチームが優勝した。そのうち過去に失敗している原田選手へのインタビューが何度か挟まれる。
総じて出来のいい映画である。
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