クロード・ルルーシュ、フランソワ・レシャンバック監督、レ・フィルム 13、112分。
1968年第10回冬季オリンピック
グルノーブル(フランス)大会の記録映画。
映画は、これはオリンピックの公式記録映画でない、と字幕が出て始まる。映像作家の眼に映った街の記録だと。有名なフランシス・レイのテーマ音楽を下手な口笛で吹いている。
映画はオリンピックの準備の様子が映し出される。オリンピックの競技の映像は当然ある。しかしそれに留まらない。最初の文句のとおり、オリンピック開会中のグルノーブルのスケッチともいうべき場面が多い。コンサートやバレエの模様、街の人々など。
もう戦後間もない時期のオリンピック記録映画のような、ニュース映像を集めたという感じは全くない。まさにこの時期、グルノーブルはこんな様子だったという映画である。
オリンピック競技では地元フランスのキリーというスキー選手の活躍が良く映されていた。
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