主人公の女教師が担当のクラスでお金の盗難があった。犯人は申し出るように生徒たちに言うが誰も出てこない。
家に帰ると怠け者の夫が家の返済を怠り、そのため自宅が差し押さえられそうになる。なんとかしてカネを工面する必要がある。仲が悪い父親へ頼もうと行くが後妻に我慢がならず不首尾になり、最後には高利貸しへ借金に行く。
ようやく振り込むと銀行から金額が間違えてほんの僅か足りないと電話があり、足りない分入金するため奔走する。サラ金の返済に当てにしていたバイトの翻訳会社が潰れ、返せなくなる。返済の延長を頼みに行くと卑しい欲求をされる。最後に覚悟を決めて主人公は高利貸しへ向かうが・・・
プライドの高い女教師が、そのためもあってどんどん立場が悪くなっていく。そのため真逆の行為に出るまでに至るのが見ものである。
銀行側の手落ちで金を間違えても個人に責任がかかるのかと思ったりした。日本の銀行ならどういうふうにするのだろうかと思ったりした。
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