2018年6月5日火曜日

ホース・マネー Cavalo Dinheiro 2014


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ポルトガル映画、ペドロ・コスタ監督、104分。

国立FAEU Film Days 2018の企画の上映で、ポルトガル映画となっているが、黒人ばかり出てくる、舞台も観ている限りではよくわからない映画。
監督はカーボ・ヴェルデ出身、といってもその地名さえ知らなかった。1975年までポルトガル領であった、西アフリカ沖にある島から成る国。

映画は、ポルトガルへ働きに来た男の回想である。といっても先入観も事前知識もなく、単に観ていると訳の分からない映画、が第一印象である。ヨーロッパ映画は難しい映画が多いと言われるが、これなどまさにそれに該当。
会話をする、人間はあまり動かない。一体何を言っているのか、前後関係不明。

これほど観念的で、観客にわからせようという気は全くなく、監督の芸術観、ないし意図によって製作された映画は観たことなくそういう意味で貴重な体験であった。
数々の賞を取った作品だそうである。正直に言おう。自分はこういう映画の良い所を見つけようとする努力は、この歳になってする気は全くない。早く終わらないかなと思って観ていた。

2018年6月4日月曜日

ラスト・センテンス:死者への裁き Dom över död man 2012


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スウェーデン映画、トロエル監督、白黒映画、126分。

第二次世界大戦時、反ナチズムを貫いたジャーナリストをモデルとする映画。
1933年、ナチ党がドイツで政権を獲得した時代から映画は始まる。主人公はヒトラーを罵倒するような記事を書く。この態度はその後も続き、戦争の進展とともに掣肘を受けるようになる。ヒトラーが倒されるまで生きたいと言う。最後は1945年、ヒトラーが死んだと聞き、安心して永遠の眠りにつく。

映画は政治、戦争と共に、主人公の女関係が主題を形作る。妻とは距離があり、友人の妻と相思の仲である。また主人公の母、幼い時になくなっているが、これが回想で度々主人公の意識の中に登場する。妻、友人の妻、母親の三人が主人公を巡る女として登場。

それにしても主人公はいい歳だし、当然その妻や友人の妻も同様なのであるが、恋愛の感情を持ち続けているのは、やや驚き。日本ではあまりないのではないか。