ジェームズ・ヒル監督、英、105分。アンナ・シュウエルの原作を元に映画化。
牧場で黒い仔馬が生まれた。父親は息子(マーク・レスター)にこれはお前の馬だといい、レスターは夢中になって育て可愛がる。しかし牧場主が死んで新しく主になった息子は傲慢、乱暴な男で馬を取り上げる。男はやけになって黒馬を駆けて走っていた時、馬車は転倒し男は放り出される。
そこを通りかかった老人は男から物を盗み、黒馬を連れて行く。村に帰った老人は長をしている男と競争する。馬に乗って湖を一周する競争で、黒馬に乗った老人は勝ち、自分が長だと宣言する。そののち黒馬は曲馬団に売られる。馬乗りの若い女は黒馬を可愛がる。別の曲馬団の団長が来て、この曲馬団を買収したいと言う。こちらの団長は断る。相手は若い女と黒馬をさらっていく。閉じ込められた女を救うべく黒馬は暴れ、鞭をふるった相手の団長を蹴って倒す。
黒馬はイギリスの貴族に買われ、娘に贈られる。娘は軍隊の若い兵士が好きだったが、父親は結婚を許さない。若い兵士は戦争に行く。娘から黒馬を贈られそれに乗って戦うが戦死する。後に将兵に酒代として黒馬は売られる。黒馬は石炭屋の車引きに酷使されていた。通りかかった若い男と祖母が可哀想に思い黒馬を買う。黒馬は牧場で幸せになる。
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