チョウドリー監督、インド、130分。若い女三人が車で走っている。不安げな表情。少し前に食事に誘われた若い男たちから暴行を受けそうになり、一人の女が相手の顔を鈍器で殴り怪我をさせてしまったからである。
逃げてはきたが、相手の男の傷などは気にかかる。相手方の男のうち傷つけたのは、有力者の身内だった。相手の男たちは女たちに嫌がらせをしてくる。住んでいるマンションを立ち退けとか。遂には直接暴力を振るった女が逮捕される。裁判が始まる。女たちの近所に住んでいる老人はかつて法律家で今は病で引退している。その老人が女たちの災難を見て、味方になり裁判では弁護を勤める。告訴した検察官は裁判で被告の女をいじめ抜く。娼婦をしていたと非難する。
老人弁護士の活躍により最後は女たちは勝利する。映画はいかに女が社会で差別、迫害を受けているかの告発である。
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