アーサー・ペン監督、米、134分、マーロン・ブランド主演。
刑務所から二人の男が脱獄する。一人がまだ有名になる前のロバート・レットフォードで、殺人を犯した仲間に置いてけぼりにされる。レットフォードは故郷の町を目指す。妻ジェーン・フォンダがいるからだ。その故郷の町の保安官がマーロン・ブランドである。町の有力者がいて何でも自分が思うが儘になると思っている。その息子とレットフォードとフォンダは幼馴染であった。罪をかばってレットフォードが捕まったが、その間、フォンダと有力者の息子はいい仲になっていた。
脱獄したレットフォードが戻ってくるというので、町は戦々恐々としている。レットフォードは戻って来て隠れる。知り合いの黒人にフォンダのところに使いを出す。これがつかまり牢屋に入れられる。ブランドはことを穏便に済ませたいと思い、フォンダにレットフォードに自首するよう説得してくれと頼み、黒人に会わせ場所を聞きだしてもらう。息子も一緒に行く。ならず者と言っていいような町の乱暴者どもはブランドを殴り倒し、黒人を拷問にかけ、レットフォードの居場所を聞き出す。
ポンコツ車の置き場にレットフォードは隠れていて、フォンダと息子は来る。逃げる方法を話しているうちに町の連中の車が続々と押し寄せる。連中は置き場にガソリンをまき、火をつけてあちこちで爆破させる。この際に息子は崩れた車体の下になって大怪我をする。ブランドも来てレットフォードを逮捕し、息子は救急車で運ばせる。
保安官事務所にレットフォードをブランドが入れようとしていたところ、ならず者の一人が銃で撃ちレットフォードは斃れる。ブランドはならず者を殴る。
明くる日、有力者の家の前でフォンダは待っていたが、有力者が家から出てきて息子は死んだと告げる。ブランドは妻と共に町を去る。
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