千葉泰樹監督、東宝、103分、総天然色、森繫久彌主演。
森繫は商事会社の部長で仕事一筋である。娘に星由里子がいる。父子二人の家族。星が好きな男は森繫の部下であるが、無能社員とみなされ𠮟り飛ばされている。星は積極的に男に接近する。星が森繫に結婚したい旨打ち明けると激怒する。有能な社員と結婚させるつもりだった。森繫の部下で定年になる男を、知っている製作所に紹介し、そこに就職させた。この男と星の恋人は仲が良く、恋人もその製作所に移る。頑固で意志を曲げない星に折れて、森繫も星と男の結婚を許すようになる。
森繫はその後仕事がうまくいかなくなり会社内の立場が悪くなる。気落ちした森繫を慰める街の女と親しくなる。森繫は契約がとれず辞表を出す覚悟でいた。部下を紹介した製作所の社長が来て、森繫の相手の会社の重役を知っているので、紹介するという。そのおかげで契約をとれた。これで森繫の立場も好転した。
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