2022年1月16日日曜日

狂っちゃいないぜ Pushing Tin 1999

ニューウェル監督、米、124分。ジョン・キューザック主演。

ニューヨークで航空管制官をしているキューザックは仕事を楽しみ打ち込んでいた。そこへビリー・ボブ・ソーントンが転勤してくる。一風変わっており、以前の管制官経験ではずいぶん伝説を残している。仲間うちのパーティにソーントンの妻が来た。アンジェリーナ・ジョリーが演じる。みんな他の管制官たちはその魅力に驚いた。
ある日スーパーでジョリーが泣いているところを見かけたキューザックは話を聞き、家まで送る。それから別れようとしたが、家に入りこみジョリーと関係を持つ。

後にキューザックは妻(ケイト・ブランシェット)とレストランに来た時、ソーントンとジョリーの夫婦に出くわす。避けようとしたキューザックだったが、後からジョリーから夫に話したと聞かされ、仰天する。後悔するキューザックは他人に攻撃的になる。
ソーントンに対してもそうだし、妻ともうまく行かなくなる。妻の父親の葬儀に共に行った帰り、飛行機が乱気流で揺れる。すっかりソーントンが管制室で悪さをしていると思い込む。着陸後、管制室に行きソーントンに乱暴をふるう。あまりにキューザックの言動が異常なので、ブランシェットも気が付き、問い詰め真相を知る。ブランシェットは絶望し子供を連れて去ると言い出す。ソーントンも辞めて田舎に行く。

すっかり精神の参ったキューザックは航空管制でへまをやり、二度ももう少しで飛行機同士の衝突を引き起こしそうになる。キューザックはソーントンを追いかけて田舎に行く。会ってから男同士の分かり合いになる。最後には別れようとするブランシェットを管制官室から飛行機上に呼びかけ、元に戻ってくれるよう頼む。

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