戯曲。あるアパートが舞台、そこで主人と呼ばれる男はかつて結婚していたが、妻は娘を連れて、情人と出奔した。今は親戚の若い娘を使って世話してもらっている。住んでいる部屋の上の階に誰かが入ってきたらしい。知り合いの菓子屋と話し合うが誰かは分からない。
後にこの部屋にはかつての妻とその情人、更に今は成長した娘がいると分かる。かつての妻は主人の兄弟と最初に会い、話し合いをする。主人に会えと兄弟は言うが、妻の方は消極的である。後に会う。主人は今では妻に執着はない。娘にその前に会ったがのだが、おじさんと言われ、自分が父親であるとは娘は知らないと分かる。
今いる情人である男とも妻はうまくいっていない。後に男は菓子屋の娘と駆け落ちしようとし、失敗する。妻と娘はその男と別れて自分の田舎の方に行ったらしい。そう聞いて主人は親戚の娘と話し合い、今までの生活を続ける。(山室静訳、筑摩世界文学大系84、昭和49年)
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