放送大学の教科書を元にした解説書である。著者は東大教授を勤めた哲学研究者。難解をもって知られるヘーゲルであるが、この本ではヘーゲル哲学の本質は、自由の哲学であると言う。
自由気儘に生きて、欲望を充たす生活が理想的な生き方なのか。自由に生きる生活こそ望ましいのではないか。自由に生きるとはどんな生き方か。理性のもとに生きる、それが自由な生き方であると言う。それを探るのがヘーゲルの哲学なのである。著者は特に『精神現象学』を中心に、それ以外の法の哲学や歴史哲学も説明している。
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