2026年2月27日金曜日

バーナード・ショー『ウォレン夫人の職業』 Mrs. Warren’s profession 1894

ショーの戯曲。若い女ヴィヴィーはケンブリッジ大学で優等をとって帰ってくる。ヴィヴィーには母親がいる。この家に多くの者がやってくる。母の知り合いの中年男だけでなく、昔からヴィヴィーを知っている若い男フランクは彼女に気がある。しかし女の方はその気はないようである。中年男の一人はヴィヴィーに求婚するがあっさり振られる。

ヴィヴィーの母親がウォレン夫人である。この母子家庭でヴィヴィーは、これまで母親にいい印象を持っていなかった。しかしさしで向かい合い、母親がどれだけ孤軍奮闘して人生を渡ってきたかを聞き、母親を見直し好きになる。別の日になってヴィヴィーから振られた中年男は、フランクとヴィヴィーが仲良さそうなのを見て、異父兄妹だから結婚はできないと聞かされる。それだけでなく、ヴィヴィーは母親の職業を知る。

娼婦宿を欧州のあちこちに経営していて、そこで働く女は薄給でこき使い、自分は儲けていたのがウォーレン夫人であると。ヴィヴィーは母親に知った事実でなじるが、母親は それが現実だ、大学のような奇麗事の空理空論では世の中はやっていけないと反論する。母親と仲たがいしたヴィヴィーは、自分で給料生活に入り、それで生活していこうとする。

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