ケビン・マクドナルド監督、英米、129分。ジョディ・フォスター主演。
アメリカの同時多発テロの指導者の一人とされたモーリタニア人が容疑者として、キューバの湾岸にある米軍収容所に長期間拘束されていた。このモーリタニア人の弁護をジョディ・フォスター演じる弁護士が引き受ける。裁判の相手、検事側は米軍のベネディクト・カンバーバッチが担当する。フォスターはモーリタニア人に会い、相手がこちらを信用していないと分かるがメモを書いてもらうよう粘り強く頼む。
また以前のモーリタニア人との尋問の書類を見せてもらうよう申請するが、なかなか許可が降りない。ようやく見せてもらった記録はほとんど黒塗りであった。その後、まともな書類の閲覧まで時間がかかった。ようやく見れた尋問記録にはモーリタニア人の告白が書いてあって、同僚の若い女は弁護する気を無くす。フォスターはその後、モーリタニア人との面会を続け、過去の真実に迫ろうとする。カンバーバッチは書類を見てずさんなので、これでは訴追出来ないと訴えると、最初から結論を決めている上司と衝突、辞めざるを得なくなる。
裁判が始まり、モーリタニア人の自己釈明のビデオがあり、映画はそこで終わり。無罪判決が出たが、実際に釈放されるまで時間がかかった。14年間、収容所に拘束されていたという。
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