2022年6月30日木曜日

やくざ戦争 日本の首領 昭和52年

中島貞夫監督、東映、133分。山口組の東日本進出をモデルとした映画。全体のボスは佐分利信が演じ、その下、全体のとりまとめ役は鶴田浩二。更に松方弘樹、千葉真一、成田三樹夫その他やくざ俳優が勢揃い。相手方のやくざで菅原文太が出ている。

話の進行は込み入っていてあまり分かりやすいものではない。佐分利の家庭の話も一つの大きな筋。長女が結婚する、それに対する支障。また次女は問題を次々と起こす。

映画の後半で千葉真一が自分のボス、鶴田が襲われた仕返しをして警察に捕まる。佐分利は千葉を切れと鶴田に命令する。抵抗する鶴田、しかし千葉はその事情を知り、留置場で自殺する。鶴田は解散させてくれと佐分利に頼む。しかし佐分利は拒否する。持病に加え事情で鶴田はいつ死ぬか、となる。鶴田は遺書で組の解散を命じようとするがその死によって果たされなかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿