アキ・カウリスマキ監督、芬蘭・瑞典映画、79分。
主人公はトリュフォー映画でお馴染みのジャン=ピエール・レオが演じる。レオはイギリスの水道局に勤めている。しかし民営化されるというので、組織のリストラを行なう。外国人であるレオは最初に整理の対象となった。やることもなく、自殺を試みる。失敗する。殺し屋があると聞いてそこへ行き、自分を殺すよう依頼する。
明くる日、レオは花売り娘を知る。その娘を好きになり、相手も好いてくれる。これで死ぬのが嫌になった。しかし殺し屋に襲われる可能性がある。
ごろつき風の男二人の後を追い、店に入ったレオは二人が銃で脅して強盗を働いている現場を見る。誤って銃で主人を殺してしまい、その銃をレオに押し付けてごろつきどもは逃げてしまう。レオはみんなに目撃され新聞に載り、殺人犯扱いになる。レオは花売り娘から去って消える。
後に殺人の真相が分かる。レオの疑いが晴れた。花売り娘はよその店で働いているレオを発見する。新聞を見せ、これで犯罪者でなくなったとレオに告げる。
殺し屋は未だに追ってくる。殺し屋は銃をレオに向ける。しかし殺し屋は不治の病を患っており、銃でレオを撃つと思いきや、自分の胸に向け、自殺する。レオと花売り娘は2人してよその地へ行く。
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