島津昇一監督、東映、62分、白黒映画。
多摩川沿いで写生をしていた女高生が浮かんでいる女の死体を見つける。鑑識の結果では絞殺、年齢は十代後半の模様。被害者は後に精神病の母親と住んでいる15歳の少女と分かった。生活保護だけでは食っていけないので、売春をしていた。多くの男と関係していた。最初怪しいと思われた男はシロだった。そのうちに少女の家を担当する福祉事務所の男が立場を利用して少女を好きなようにしていたと判明する。警察署に連れてくる。自分は殺人などしていない。川べりで少女から誘われたと言う。
警察署に自首してきた少年がいた。少女と同級生で、少女が福祉事務所の男と一緒にいて、男が少女を襲おうとしていたので怒鳴って、福祉事務所の男は驚き、逃げていく。少女が好きだった少年は、売春などやめろと言うが少女は絶望し自分なんか生まれてこなかった方が良かったと泣き出す。死にたい少女の願いを聞いて少年は首を絞め、川に死体は落ちる。
このシリーズ中特に暗い内容の映画。
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