稲垣俊監督、東宝、92分、田中邦衛主演。
田中は刑事である。若い弟がいて、その何をやっているか分からない行動にいつもイライラし、説教を垂れている。弟の方ではそれが嫌で兄に反抗している。田中は麻薬関係と思われる殺人事件を外事課の加山雄三と一緒に捜査することになる。外国人が絡んでいるからである。
田中は弟の知り合いの者たちが事件と関係がありそうだと知り、弟を問い詰めるが弟は怒ってますます兄を嫌うようになる。弟は知り合ったバーの経営者の女と、関係を持つようになる。実はその女は兄、田中のかつての恋人だった。女が弟に事情を漏らし、それでバーを仕切る男を尋ねる。黒幕の外人外交官やバーを仕切る男は女が秘密を漏らしたと考え、女を殺そうとする。間一髪で田中が駆けつけ、女を救う。逃げる外交官と銃の撃ち合いになり、相手を倒す。弟は外国に勉強に行くことになり、その出発前に兄と和解する。
0 件のコメント:
コメントを投稿