2022年4月24日日曜日

人肌孔雀 昭和33年

森一生監督、大映、99分、総天然色映画、山本富士子主演。

山本が自分の商家を破滅させた悪徳商人や武士たちに復讐する話。映画としての展開、出来は必ずしも良いとは言えないかもしれない。そんなことよりこの映画は山本が若武士、芸者、町娘と変装して現れるので、その山本を見る映画である。山本が服装を変えているだけで、すぐに同一人物と分かるのに、登場人物は気が付かない。多羅尾伴内の女版である。

かつて家に勤めていた若者が陰ながら助ける。また市川雷蔵が山本を助ける役で出ている。当時の時代劇の美男美女を楽しむ映画である。

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