スロヴァキア映画、ツダイ監督。
フィルムセンターのEUフィルムデイズ2017の幕開け映画。最初にEU側の責任者とこの映画の監督が挨拶した。平日の午後であまり観客がいなかったのは残念。
主人公の中年男ヴォイチェフは妻と別居で独り住まい。仕事は電話販売、販売先の国は英独西と欧州らしい。アパートの隣の部屋のタクシーの運転手と仲がいい。女好きの運転手は妻と喧嘩ばかりしている。勤めを馘になりベンチで寝ていると財布から服まで盗まれる。通りかかった若い女性にお金をもらい助けてもらう。教会にいるというので男は行く。彼女と二人きりになりたいのだが、信者男女二人がいつも同行する。隣の運転手に頼み、連れを引き離してもらうが、おくての男は機会をものにできない。後で女性は他国へ行ったと聞く。
並行して40代の独身女性の話がある。母親はいつも男を作れと説教する。セルフの飲食店で働いている。そこは主人公の男が使う店である。男はある日、妻の元に花を手にし、復縁を頼むが聞いてもらえない。飲食店に立ち寄った彼は女性に花を渡す。これ以降二人は親密な仲になる。
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